今回はヒーリングについてお話したいと思います。
「ヒーリング」という言葉は、特にスピリチュアルが好きな人たちの間でよく出てきますが
ヒーリングって一体何でしょう?
言葉の意味としては、治癒とか癒しですよね。
それをおおざっぱに言うと
「大丈夫になること」
と表現してしまってもいいかと思うのですが
私は以前自分が少し動揺していたときに
窓の外で咲いている、真っ白な椿(つばき)を目にした瞬間に
全てがすっとおさまってしまったことがあります。
それは、私にとって忘れられないヒーリングでした。
つまり何が起きたかというと
椿を目にした私のバイブレーションが変わったと言い換えてもいいかと思うのですが
その過程を見ていくと、そこには私の「反応」というものが欠かせないという事実が浮かび上がってきます。
つまりヒーリングとは、一方向に特別な何かが与えられるものではなくて
受け取る側のそれに対する「反応」、つまり「参加」もあって成り立っていると言えるわけです。
ですので、何によってどのように癒されるかは人によって違うこともあるわけで
もしも、すごいと言われるようなヒーリングを試しても変化を感じないようなときには
間違っても、「ものすごいヒーリングを受けても、何も変わらない私はダメかも……(><)」なんて ご自身を責めたりする必要もないわけです。^^
たとえば、どなたかに
「これは美味しいですよ」
「このスポーツは気持ちがいいですよ」
「この勉強法がいいですよ」
などと、すすめられて試してみたときに
「そこまでではなかった」という場合、ご自分を責めたりなさらないですよね!?^^
ヒーリングもそれと同じで
(何だか神秘的な感じの言葉が張り付くと、わかりにくくなりがちかもしれませんが)
その場合、それを勧めてくれたお相手にとっては少なくともそれが真実かもしれませんが
ただ、「(今の)私には違った・効果がなかった」でいいと思います。
(「おすすめ」を探しているときには、基本的に自分と「感性」が似ていそうな人に聞くといいかと思いますし
また、施術者との相性というものもあると思います)
そういったことも踏まえながら、ヒーリングにご興味がある方は
今の自分にとっては、何が響くのか・響きそうかを見ていくといいと思います。
パワースポットのようなものも同じですね。^^
また、「まだまだヒーリングをしなきゃ」「まだまだ浄化をしなきゃ」というような思いには
「自分はもしかしておかしいのかもしれない」という根強い恐れがあるかもしれませんし
「これをしないと悪いことが起きる」「自分は悪いものに取りつかれやすい」という思考の中には
「自分は無力だ」という思い込みが隠れていたりすることもあるかもしれません。
そして、そのような場合には、それについて掘り下げて見ていくこともできるわけです。
今、世の中にはたくさんのヒーリングと呼ばれるものがあって
それぞれ色々な背景があったり、信念体系が関わっていたりすることもあると思いますが
(もちろん癒しは、上述したように所謂「ヒーリングという名のついたもの」以外でも起こる可能性もありますが)
それによって、ご自身が落ち着いたり、さっぱり・すっきりしたりするならば取り入れていけばいいと思います。
体を持ってこの世界で動いていると
心身ともに、時には他の方のサポートを取り入れると生きやすいことももちろんあると思いますが
本来ヒーリングとは、誰かに何かを証明したりするためのものではなく
本来の自分へと還ったり、本当に楽になったりするためのものです。
そのことを忘れないでいると、「ヒーリング」という言葉と心地よく関わることができたり
ご自身にとってより良いヒーリングと出会う可能性も高くなったりするのではないかな、と思います☆