今回は、〝HP〟と〝このブログのタイトル〟について書いてみようと思います。
ブルーミングツリーというのは、直訳すると「花咲く木」という意味です。
HPのタイトルを考えていたら眠ってしまって、起きたときに思いついたのがこの言葉だったのですが、後付けになるかもしれませんが多分由来は三つあると思います。
一つ目は、大学生になったときに「今まで地球上に興った文明は、植物のように成長、発展、衰退を繰り返してきたけれど、これからはグローバル化が進んで色々な文化・文明が交じり合い、これまでになかったような新しい世界が始まる」というような話を聞き、何だか感銘を受けて「自分はそれを見てみたいな」と思ったところからきています。
(個人的には、いわゆる西洋的な「自立」の精神と東洋的な「調和」の精神の融合にとても興味があります)
二つ目は、実際に起きたことではないのですが、 “自分が恩師と一緒に大きな木を一緒に見上げているイメージ” があり、その恩師が手を後ろに組みながら「世界というものは大きな木のようなものなんですよ」と話してくれたところからきています。
全く勝手なこのイメージは「全ては一つで私たちはその一部である」という感覚ともぴったり合ったので印象に残っています。
三つ目は、一つ目と二つ目とも重なりますが、私は見てみたいのです。
「体を持った人間がこの世界でできること」を……、まだまだ。
別に花は咲かなくても木は木であって、どの状態がどれよりいいとかでもないと思うのですが、それでも「私たちの世界から恐れがどんどん減っていったら、この世界は一体どんなに素敵な場所になるのだろう??」と思います。……それはきっと個人レベルで起こることでもあり、私の見ている世界は私の心の一側面でもあると思うので、私自身にとっても、この世界に身を置いている一人としてのチャレンジになると考えられるのですが。
そして、ブログについている「パラレルリアリティと共に歩む」ですが(→追記 2013年 初期の「並行宇宙と共に生きる」の方がしっくりする気がして変更しました)、多分私はこういうことを感じたり考察したりするのが好きなんですね。 どこにいても、誰といても、何をしていても、結局こういうようなことに意識が向いてしまいます。
もちろん、世界観というものは人それぞれだと思いますし、必ずしも言葉にして分かり合えなくてもいいという思いもあるのですが(同じでなくても、お互いを尊重し合えるし愛し合えると思います)でも敢えて言葉にしてみると、今は「時間・空間の世界を歩き回る自分自身がその一部なのだ」という気がしています。
最後に、自分語りのおまけになりますが、どうやら私の心の中には「実験ちゃん」という女の子が潜んでいるようなのです。
実験ちゃんは、この世界の中で色々な体験をしようとしていて、何かを始めるときにはどきどきして眠れなくなったり、時には大失敗をしてなかなか立ち直れなかったりもするけれど、それでも自分の経験は自分のものとして受け止めて、時間がかかったとしてもまた立ち上がって進んでいきます。
身近な人に実験ちゃんの話をすると、くすくす笑われることもあるのですが、最初から最後まで何もかもわかっていることはそれほど面白くないし、多分それは実験ではないので、実験ちゃんは、ある意味真剣に、直観を使いながら、道草をしながら、遊びながら、色々な人と交流しながら、人生をかけて歩いていきます。(もしかすると、散歩をしているだけともいえるかもしれないけれど……^^)
でも一体何でそんなことをするんだろう?
体を持った世界では大変なこともあるし、人との別れはなかなか慣れなかったりもするし、いずれ結局全ては消えてしまうのに、何でそんなことをするんだろう??
多分それは、そうだとしても、色々あったとしても……、「実験ちゃんはこの世界に来てみたかったんじゃないかな」と思っています。